セレネの馬

時間が前後いたしますが、春季講習会のデッサンコースの最後の課題で、「セレネの馬」の石膏に挑戦しました。この石膏は、かつてはあまり研究所などには無い珍しいもので、所長が特別に手に入れたものと伺っています。今では、武蔵美の彫刻科の入試でよく出題されております。ラボルト像と同じくパルテノン神殿の彫刻です。

この馬頭像は構図は比較的とりやすいと思いますが、立体感や空間が出しにくく、平面的になってしまいます。今回は、体験入学からまだ枚数が5枚ほどのKさんが粘り強く描きました。Iさんも丁寧で、あと少し完成度があがれば良かったと思います。そして4月から高校1年生のSさんが以前よりも上達しました。これからが楽しみです。

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